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ハイジの村で子どもと最高の思い出を!季節別モデルコース&お得情報まとめ

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山梨県北杜市にある「ハイジの村」は、アルプスの少女ハイジの世界観を再現したテーマパーク。すでに一度訪れたことのある人も、「次はもっと上手に楽しみたい!」と感じたことはありませんか?

本記事では、ハイジの村をすでに知っている方向けに、子ども連れでも快適&充実の時間を過ごすための完全ガイドをお届けします。春夏秋冬それぞれの見どころ、持ち物の工夫、割引情報、アクセス方法、さらには周辺施設とのセット利用まで、実体験に基づいた情報をギュッと凝縮!

「もう一度行きたくなる!」「次こそはもっと楽しみたい!」というファミリーに向けて、お役立ち情報が満載の保存版です。

※この記事に書いているのは「記事作成時点で調べた情報」です。当ブログにご訪問頂いたタイミングによっては最新情報ではない場合もありますので、詳細情報については直接公式サイト等でご確認をお願いします。

目次

子連れで1日満喫!ハイジの村おすすめモデルコース

10:00 到着〜開園直後は写真撮影チャンス

ハイジの村を子ども連れで訪れるなら、まずおすすめしたいのが開園時間に合わせた到着です。開園は通常9:00または10:00から(季節によって異なります)となっており、このタイミングで入場すると、園内はまだ人が少なく、落ち着いて行動できる貴重な時間帯です。特に、写真撮影を楽しみたい家族にとって、朝一番はまさにシャッターチャンスの宝庫です。

正面ゲートをくぐった瞬間、アルプスの世界観を再現した美しい街並みが目の前に広がります。石畳の通り、カラフルな建物、絵本の1ページのような風景がどこまでも続いており、まさに“映える”スポットばかり。朝の柔らかい光が建物や花々を優しく照らし、写真にも自然な明るさが加わるため、時間帯としても最適です。

園内には随所にフォトスポットが設けられており、特に人気があるのが「ハイジのブランコ」「ハイジとクララの等身大人形」「ヤギや犬(ヨーゼフ)のオブジェ」など。子どもたちも思わず駆け寄るような可愛いモチーフばかりで、自然と笑顔の写真が撮れます。まだ混雑していない時間帯なら、待ち時間もなく好きなだけ撮影を楽しめるのが大きな魅力です。

また、朝の涼しい空気の中での散策は、子どもたちにとっても快適です。特に夏場は午前中のうちが気温も低く、日差しもそれほど強くないため、体力を消耗しすぎることなく回り始められます。ベビーカーや抱っこ紐を使う場合も、この時間帯なら人の流れに左右されず、スムーズに動けるのがポイントです。

到着後には、園内マップを手に入れて全体の流れを家族で確認するのがおすすめです。地図は入口のインフォメーションで配布されており、見どころ・トイレ・休憩所・レストランの位置などが一目で分かります。子どもと一緒に「ここ行きたい!」「ヤギに会いたい!」と話しながら回る予定を立てるだけで、旅のワクワク感がさらに高まることでしょう。

加えて、ハイジの村は場所によって階段や石畳、芝生など足元の状態が異なるため、子連れの行動計画を立てる際はルート選びも重要なポイントになります。ベビーカー利用のご家族には、比較的平坦で移動しやすい「ローズガーデン中央ルート」などがおすすめ。マップに記載のある「ベビーカー推奨ルート」を参考に、無理のない回り方を考えましょう。

この朝の時間を有効活用できるかどうかで、1日全体の充実度が大きく変わります。写真を撮る時間、遊ぶ時間、休憩する時間をバランスよく設計するためにも、まずは「開園直後に到着」を意識してみてください。それだけで、家族みんなが余裕を持って楽しめる、最高のスタートを切ることができます。

10:30〜11:30:ハイジの家&アルムの山小屋で探検タイム

写真撮影を終えたあとは、子どもたちの「探検心」をくすぐるスポットへ移動しましょう。最初に立ち寄りたいのが、アニメ『アルプスの少女ハイジ』の世界を忠実に再現した「ハイジの家」。この建物は、ハイジとおじいさんが暮らしていた山小屋の内装をそのまま再現しており、木のぬくもりが感じられる空間が広がっています。

室内には、薪ストーブ、木製のベッド、ハイジが使っていたイスや机など、すべてアニメに登場した道具が細かく再現されており、まさに「物語の中に入り込んだ」かのような感覚を味わえます。特に人気なのが「干し草のベッド」。子どもたちはそのユニークな見た目に目を輝かせ、「ふかふか!」「ハイジみたい!」と大はしゃぎ。実際に寝転ぶことはできませんが、写真撮影は可能なので、記念に1枚撮っておくと良い思い出になります。

また、室内には展示パネルがあり、アニメや原作のストーリーを紹介するコーナーも。アニメを知らない子どもでも、親がナレーションのように物語を説明してあげると、興味を持ってくれることが多いです。逆に、アニメ世代の大人にとっては懐かしさも感じられ、親子で会話が自然と生まれるのもこのエリアの魅力。

ハイジの家を出たあとは、すぐ近くにある「アルムの山小屋」へ。こちらはペーターやクララが訪れたことでおなじみの場所で、外観はスイスの山岳地帯を思わせるアルプス風の建物。中には入れませんが、外から眺めるだけでも雰囲気たっぷりです。

山小屋の周辺には小道やベンチ、花壇などが整備されており、ゆっくりと散歩を楽しむことができます。春や初夏には可憐な山野草が咲き、秋には落ち葉のじゅうたんが足元を彩ります。子どもたちは「ハイジの足跡をたどっているみたい!」と興奮気味に走り回ることも多く、まさに想像力を広げるにはぴったりのエリアです。

この時間帯は、朝の元気がまだ残っているタイミングなので、ぜひ屋外エリアでたっぷり体を動かしましょう。敷地内は比較的広く、安全面も整っているため、目の届く範囲で自由に歩かせることができ、親にとってもストレスが少ないのがありがたいポイントです。

ベビーカーでの移動も可能ですが、小道に段差がある箇所があるため、抱っこ紐と併用すると便利です。もし子どもが疲れた様子を見せたら、無理をせず近くのベンチで少し休憩をとりましょう。お茶やおやつを楽しみながら、次のプランを家族で相談するのも楽しい時間です。

ハイジの家&山小屋エリアは、「見て・感じて・想像して」楽しむ体験がぎゅっと詰まった場所。ここで得たワクワク感は、子どもたちの記憶にしっかり残ることでしょう。

12:00〜13:00:ボルケーノレストランで子連れランチ

たっぷり遊んでお腹が空いてきたら、ハイジの村の人気レストラン「ボルケーノ」でランチタイムにしましょう。園内にはいくつかの飲食スポットがありますが、ボルケーノはファミリー層に特に配慮されたレストランで、ベビーカーでもスムーズに入れる広い店内や、子ども用のメニュー・設備が整っているのが魅力です。

レストランの外観はスイスの山岳ロッジをイメージしており、中に入ると木のインテリアに包まれた温かみのある空間が広がっています。開放感のある大きな窓からは園内の自然が見え、まるで本当にアルプスの山の中で食事をしているような気分に。座席も広く、ベビーチェアの用意もあるため、小さな子ども連れでも安心して利用できます。

子どもたちに人気のメニューは「ハイジのキッズプレート」。オムライス、ポテト、ミートボール、ジュースなどがワンプレートに盛られ、ボリュームもちょうどよく、見た目も可愛らしいのが好評です。大人には「ハイジのラクレットチーズプレート」や「スイス風ハンバーグ」など、物語にちなんだユニークな料理が用意されています。とろけるチーズがたっぷりかかった料理は、家族みんなでシェアしながら楽しむのもおすすめです。

また、離乳食を持ち込むことも可能で、スタッフに頼めば温めてくれる対応もしてくれます。こういった柔軟なサービスは、子連れ旅行では非常にありがたく、「また来たい」と思わせてくれるポイントのひとつ。アレルギー対応についても事前に相談できるので、心配な方は入店前に確認しておくと安心です。

食後には、デザートもぜひ楽しみたいところ。特におすすめなのが「ハイジの濃厚ミルクソフト」や「リンゴのアップルパイ」。どちらも素材の味がしっかりしていて甘さ控えめ。子どもにも安心して食べさせられます。天気のいい日はテラス席でのんびりと味わうのも気持ちよく、子どもが少し遊びたがってもすぐ外に出られる構造になっているので、落ち着いて食事をすることができます。

このランチタイムは、午前中に動き回った体を休める貴重な時間でもあります。無理に急いで食べる必要はありません。食事をしながら「次はどこに行こうか」と家族で会話することで、旅の時間がさらに豊かになります。子どもが眠たくなってしまった場合も、ここでベビーカーに寝かせたままゆっくりできるのがうれしいポイントです。

ハイジの村は1日たっぷり遊ぶ施設なので、昼食でエネルギーをしっかりチャージして、午後に備えましょう。ボルケーノでのひとときは、味・雰囲気・快適さの三拍子が揃った、まさに子連れに最適なランチスポットです。

13:30〜14:30:ふれあい動物広場で遊ぼう

お腹が満たされた午後の時間帯は、少し体を動かしながら、動物とのふれあいを楽しむ時間にぴったりです。ハイジの村の「ふれあい動物広場」は、小さな子どもでも安心して楽しめる規模で、ヤギやヒツジ、ウサギなど、人懐っこい動物たちがのんびりと暮らしています。自然の中でのびのびと過ごす動物たちを近くで観察できるので、動物園とはひと味違う、温かい雰囲気を味わうことができます。

まずおすすめしたいのがヤギとのエサやり体験。入口近くで専用のエサ(1カップ100円ほど)を購入し、柵の中のヤギたちに手渡しであげることができます。ヤギはとても人懐っこく、小さな子どもが近づくとトコトコと寄ってきて、「ちょうだい!」といわんばかりに首を伸ばしてくれます。最初は怖がっていた子でも、一度やってみると「もう1回あげたい!」と夢中になることが多く、思わず笑顔がこぼれるひとときに。

また、ウサギやヒツジも穏やかな性格の子が多く、触れ合いコーナーではゆっくりなでたり、写真を撮ったりすることが可能です。動物たちには名前がついていたり、性格や特徴が紹介されていたりする看板も設置されていて、親子で読みながら「この子はおっとりしてるんだって」「こっちはジャンプが得意!」と会話が弾みます。

広場自体はそれほど広くありませんが、見通しが良く、親の目が届くコンパクトな設計になっているため、安心して子どもを遊ばせることができます。芝生のスペースもあるので、ベビーカーから下ろして歩かせたり、少し走り回らせたりするのにもちょうどよい環境です。動物が苦手な子やまだ慣れていない小さな子には、少し離れたベンチから観察するだけでも楽しい体験になります。

ただし、動物とのふれあいには注意点もあります。エサをあげるときは手を噛まれないように、必ず手のひらに乗せて渡すこと。また、動物たちは体調や時間帯によって元気がなかったり、触れ合いコーナーが休止している場合もあるため、入口の案内表示やスタッフの声かけを確認してから入るのがスムーズです。

さらに、ふれあい後は必ず手洗い・消毒を忘れずに。園内のすぐ近くに手洗い場が設けられているため、衛生面も安心です。ウェットティッシュや除菌シートを持参しておくと、ちょっとしたタイミングでも対応できて便利です。

このふれあい広場での時間は、ただ遊ぶだけでなく、「命に触れる」「やさしさを育てる」貴重な学びの場でもあります。動物とふれ合うことで、子どもの感受性や共感力を育てることにもつながり、親にとっても嬉しい発見があるはずです。

楽しく、そして心温まるふれあい体験を通して、午後のひとときをほっこりと過ごしましょう。

15:00〜16:00:お土産選び&ご褒美ソフトで休憩

1日たっぷり遊んだあとは、ハイジの村での最後の楽しみ、お土産選びとスイーツタイムで締めくくりましょう。この時間帯は子どもも少し疲れが出てくる頃。無理に次のアクティビティを詰め込まず、ゆったりとした流れで過ごすのがおすすめです。家族みんなで「今日は楽しかったね」と話しながら、お土産コーナーへ向かいましょう。

ハイジの村のお土産ショップ「ショップ・ハイジ」は、物語の世界観にぴったりな木造のかわいらしい外観。中に入ると、ここでしか買えない限定アイテムがたくさん並んでいます。子どもに人気なのは、アニメのキャラクター「ハイジ」「クララ」「ヨーゼフ(犬)」のぬいぐるみや文房具。どれも色使いやデザインがとても可愛らしく、小さな子どもでも手に取りやすいサイズ感と価格帯で揃えられています。

また、大人向けには、スイスを思わせるチーズやハーブティー、地元産のジャムやクッキーなども人気。特におすすめなのが「ハイジのチーズクッキー」。アルプスの山小屋をイメージした箱に入っていて、パッケージもおしゃれなので、ちょっとしたギフトにもぴったりです。ほかにも、ハイジのロゴ入りタオルやポーチなど実用的なアイテムもあり、どれを買おうか迷ってしまうほど。

ここで、ぜひお子さんに「自分で好きなものを選ばせる」時間を作ってみてください。300円〜1000円程度で買えるアイテムが多いため、おこづかい感覚で選ばせることで、旅の思い出がより特別なものになります。「これ、じいじとばあばにあげる!」「自分の宝物にするんだ〜」など、子どもなりの気持ちが見えてくるのも楽しい時間です。

お土産を選び終えたら、最後に向かいたいのが園内のソフトクリームスタンド。特におすすめなのが「ハイジの濃厚ミルクソフト」。地元・八ヶ岳エリアの新鮮な牛乳を使用しており、コクがありながらも後味はすっきり。子どもにも安心して食べさせられる、自然な甘さが魅力です。小さなサイズのカップもあるので、小さいお子さんでも無理なく楽しめます。

園内にはベンチやテラス席も多く、ソフトクリームを食べながら家族で座って休憩するのにぴったりな環境が整っています。この時間を使って、スマホの写真フォルダを一緒に見返しながら「ここ楽しかったね」「また来たいね」と話すことで、今日1日の体験がより記憶に刻まれるでしょう。

ちなみに、ソフトクリームは季節限定のフレーバーが出ることもあり、春はいちご、秋はマロンやかぼちゃなど、訪れるタイミングによって違う味を楽しめるのも魅力。売店のスタッフに「今日のおすすめフレーバーは?」と聞いてみるのも、ちょっとした楽しみです。

こうして、お土産選びとスイーツで一息ついたら、家族旅行の1日が気持ちよく締めくくられます。遊び・学び・癒しがすべて詰まったハイジの村での時間が、子どもにとっても、大人にとっても、かけがえのない思い出になることでしょう。

実際に子どもが喜んだスポット5選

ハイジの家:アニメの世界そのまま!

ハイジの村を訪れたら、まず外せないのが「ハイジの家」。ここは、アニメ『アルプスの少女ハイジ』の世界をリアルに再現した人気スポットで、子どもたちの好奇心を一気に引き出す不思議な魅力に満ちています。外観はまさに物語に出てきた山小屋そのもので、木造の素朴なつくり、煙突から出る煙、石造りの階段や扉など、細部まで世界観が表現されています。ここに足を踏み入れた瞬間、まるでアニメの世界にワープしたかのような感覚になるのです。

中に入ると、温もりのある木の家具に囲まれた空間が広がり、子どもも大人も思わず「すごーい!」と声をあげてしまいます。特に子どもたちが興味を示すのが、ハイジが寝ていた「干し草のベッド」。アニメではクララがこのベッドで寝て、体調が良くなっていくシーンが印象的に描かれましたが、そのベッドが忠実に再現されており、実際に近くで見られるのはとても貴重です。もちろん寝転んだりはできませんが、写真撮影は自由にできるため、「ハイジになった気分」で記念撮影するファミリーも多数。

室内には他にも、ハイジの椅子、木のテーブル、素朴な食器や棚などが配置されており、どこを見ても「アニメそのまま」。子どもたちは、「これアニメで見た!」「ハイジのごはんってここで食べてたのかな?」とワクワクしながら見て回ります。アニメを知らない小さな子どもでも、この温かい雰囲気とリアルな再現に自然と引き込まれ、まるで物語の登場人物になったように感じられるのです。

また、大人にとっても懐かしさを感じるスポットであり、「昔、毎週観てたなぁ」「おじいさんとクララ、懐かしい!」と、子どもとの共通の話題にもなります。親がハイジの世界を解説しながら見て回ることで、親子でのコミュニケーションも深まり、「ただの展示を見る」以上の体験ができるのがこのエリアの大きな魅力です。

さらに、展示物の近くにはストーリーボードや解説パネルも設置されており、ハイジとクララ、おじいさんやペーターの関係性や背景が分かるようになっています。これを読むことで、物語の奥深さにも触れられ、単なる「かわいい」だけではない学びの要素もあります。

「ハイジの家」は、感性・想像力・情緒を豊かに育てる体験の場としても優れており、五感すべてで楽しむことができる貴重なスポットです。小さな子も、小学生も、大人も、それぞれの視点で楽しめる、まさにハイジの村の“心臓”とも言える存在。ここを訪れずしてハイジの村は語れません。

ローズガーデン:お花と写真で思い出作り

ハイジの村の中央に広がる「ローズガーデン」は、子どもも大人も魅了される美しさにあふれた場所です。ここでは約1000品種、3000株以上のバラが栽培されており、例年5月下旬から6月下旬にかけてが最も見頃の季節。園内を歩くだけで、ふんわりと甘い香りに包まれ、まるで絵本の世界に迷い込んだような気分になります。

子どもたちにとっては、お花畑は“見るもの”というより、“冒険する場所”に早変わり。色とりどりのバラが咲き乱れる小道や、アーチ型のトンネル、フォトスポットとして設置されたバラの額縁など、歩いているだけで次々と新しい発見があります。「この色キレイ!」「こっちはピンクのバラだよ!」と、普段は見過ごしてしまうような自然の色彩に、目を輝かせて夢中になる子も多いのです。

写真撮影に最適な場所も多く、特に女の子に人気なのがバラのアーチの下でのお姫様ショット。お気に入りのワンピースやドレス風の服で訪れれば、まるでプリンセス気分。実際に家族で事前に“お花コーデ”を決めてくる方も増えており、バースデーフォトや記念撮影にもぴったりです。園内のカメラ台を使えば、スマホでもきれいに全員集合写真が撮れるので、セルフ撮影派のご家族にも安心。

また、ローズガーデンの魅力は見た目だけではありません。それぞれのバラには名前がついており、タグを見ることで花の種類や由来を知ることができます。「このバラ、”プリンセスミチコ”って名前だよ!」「”ピース”っていう名前、かっこいいね!」と、花の名前から広がる会話は、親子の知的好奇心も育ててくれます。

天気の良い日は、ガーデンの端にあるベンチでおやつタイムをとるのもおすすめ。美しい花に囲まれて一息つく時間は、大人にとっても癒しのひとときです。子どもが花に夢中になっている間、親は木陰でのんびり休憩。こんなふうに自然の中で心も体もリフレッシュできるのが、ローズガーデンならではの贅沢です。

なお、ローズガーデンは季節ごとに装飾が変わるのも魅力のひとつ。春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスといったように、バラ以外の花々も楽しめるため、何度訪れても新しい景色が広がります。花の種類に応じて設置されるフォトフレームや花かんむりコーナーなど、子どもが楽しめる仕掛けも豊富です。

「お花にこんなに夢中になるなんて思わなかった!」という声も多いローズガーデン。大自然とふれあいながら、美しい瞬間をカメラに残し、心にも色とりどりの思い出を刻める、まさに家族旅行に欠かせないスポットです。

キッズパーク:遊具でエネルギー発散

ハイジの村を子連れで訪れる最大の理由の一つが、「のびのび遊べる場所があること」。その中でも特に子どもに人気なのが、園内に設けられている「キッズパーク」です。ここは自然の地形を活かした遊具広場で、走って・登って・滑ってと、全身を使って楽しめる遊具がそろっています。午前中に観光や散策で静かに過ごした分、このエリアで思いっきり体を動かしてリフレッシュできるのが嬉しいポイント。

設置されている遊具は、木製のアスレチックやブランコ、すべり台など、自然素材を取り入れた優しいデザインが特徴です。派手すぎず、けれども子ども心をくすぐるようなレイアウトで、小さな冒険心を引き出してくれます。2歳〜小学校低学年ぐらいの子どもが特に楽しめるように設計されており、幼児用のすべり台や、低めのネット遊具などもあるので安心して見守ることができます。

キッズパークが親にとってありがたいのは、見通しがよく安全性が高いこと。園内のほとんどの遊具がひとつの広場内に集まっており、ベンチも複数配置されているため、大人は座りながら子どもたちの遊びを見守ることができます。しかも、周囲には柵が設けられているので、走り回っても飛び出してしまう心配が少なく、安心感があります。

特に天気のいい日には、芝生エリアにレジャーシートを敷いて、おやつタイムをしながら子どもを遊ばせる家族の姿もよく見かけます。「午前中は建物の中や写真ばっかりだったから、ここでやっと走れる〜!」と元気いっぱいに走り回る子どもたちの姿は、見ているだけでこちらまで元気が湧いてくるようです。

また、ちょっとした工夫でより楽しめるのが、キッズパークのすぐ横に広がる自然エリア。落ち葉やどんぐりを拾ったり、虫を見つけたりと、自然観察を交えた“プチ探検”ができるのも魅力のひとつ。遊具に飽きてきた子にも「何か見つけに行こう!」と声をかければ、また新たな遊びが始まります。

注意点としては、夏場は直射日光が当たる場所が多いため、帽子や日焼け止め、水分補給をしっかり行うこと。また、足元が芝生や砂利になっているため、サンダルではなく運動靴での来園がおすすめです。雨の日や前日に雨が降った場合は、滑りやすい箇所もあるため、無理に遊ばせず別の屋内スポットに移動する柔軟さも大切です。

キッズパークは、単なる「遊ぶ場所」ではなく、家族全員が自然の中で安心して過ごせる**“親子のふれあい広場”**でもあります。子どもが自分の体をめいっぱい使って遊ぶ姿を見ながら、大人もゆったりとした時間を過ごせる——そんなバランスの取れた空間が、ここにはあります。

体験工房:オリジナルクラフトづくり

ハイジの村の楽しみは、見る・歩く・食べるだけにとどまりません。子どもたちの創造力を育み、手先を使って楽しめる「体験工房」も、大きな魅力のひとつです。ここでは、季節に合わせたさまざまなクラフト体験が用意されており、親子で一緒にものづくりの楽しさを味わうことができます。「見るだけじゃ物足りない」「お土産は自分で作りたい!」というお子さんにぴったりのアクティビティです。

体験メニューは時期によって変わりますが、たとえば「木の実のリース作り」「押し花のしおり作り」「ハーブ石けん作り」「キャンドルデコレーション」など、自然素材やストーリー性のある題材が中心。3歳くらいの小さな子でも、保護者と一緒に安全に参加できる内容になっています。色を選んだり、並べたり、貼り付けたりといった作業を通して、子どもたちは自然と集中力を高め、自分だけの作品を完成させていきます。

施設は木の温もりが感じられる落ち着いた空間で、スタッフの方々もとても親切。やり方がわからないときはやさしく教えてくれますし、子どもへの声かけも丁寧で、安心して参加することができます。特に、手を動かすのが好きな子や、ちょっと内向的な子でも、こうした創作体験を通じて自分を表現できるので、「意外と夢中になってた!」なんて発見もあるはずです。

作った作品はそのまま持ち帰ることができ、旅行の思い出として大切にとっておけます。既製品のグッズもいいですが、「自分で作ったお土産」は格別の価値がありますよね。「これ、じいじにあげる」「ママと一緒に作ったんだよ」と、家に帰ってからも思い出話に花が咲く、そんな素敵なプレゼントにもなります。

また、工作に必要な道具や材料はすべて用意されているので、手ぶらでOK。体験料金は500円〜1000円程度とリーズナブルで、所要時間も30分〜1時間程度と、園内のスケジュールに組み込みやすいのも魅力です。雨の日でも楽しめる屋内プログラムなので、天候が不安定な時期の訪問でも重宝します。

子どもにとって、「自分の手で何かを作り上げる」という経験は、自信や達成感にもつながります。途中で失敗しても、「いいじゃん、オリジナルだよ」と声をかけてあげることで、世界にひとつだけの作品が完成します。親子で協力しながら作業する時間は、日常生活ではなかなか得られない貴重なひとときです。

ハイジの村の体験工房は、思い出を「カタチ」に残すことができる、旅のハイライトになる場所です。静かな時間の中で、じっくりと向き合うものづくりの喜びを、ぜひご家族で体感してみてください。

ふれあい広場:動物たちとの癒しタイム

ハイジの村の魅力のひとつが、「動物たちと間近にふれあえる」こと。特に子どもたちに大人気なのが、「ふれあい広場」です。ここでは、ヤギやヒツジ、ウサギなどの動物たちと実際にふれあうことができ、子どもにとってはまさに夢のような体験。絵本やテレビで見ていた動物たちが目の前に現れることで、好奇心も喜びも一気に爆発します。

ふれあい広場には、大きすぎない安心サイズの動物たちがのんびりと暮らしています。まず目に入るのは、真っ白なヤギたち。性格もおだやかで人懐っこく、子どもが近づくとゆっくりと寄ってきてくれるため、動物に慣れていない子でも自然と距離を縮めることができます。入り口付近で販売されているエサ(100円前後)を手のひらに乗せてあげる体験は、毎回大人気。最初は恐る恐る手を伸ばしていた子も、一度成功すると「もう一回あげたい!」とリピートする姿が多く見られます。

ヒツジやウサギも、スタッフの方が定期的に健康管理をしており、とても清潔に保たれています。ウサギは決まった時間に“なでなでタイム”があり、スタッフの指示のもとでやさしくなでることができるのですが、この時間帯は本当に大人気。小さな子どもでも「ふわふわ〜!」と目を輝かせながら楽しむことができ、動物とのふれあいが初めての子にもぴったりな導入体験になります。

動物たちには、名前や性格が紹介された看板も設置されていて、「この子はよく食べる子だって」「この子はちょっと恥ずかしがり屋なんだね」などと、親子の会話も自然と広がります。生きものの個性に触れることで、「動物も人間と同じように、それぞれ違うんだね」と気づくきっかけになるかもしれません。

また、ふれあいを通じて学べるのは、「優しさ」や「思いやり」の心。小さな命にやさしく接することで、子どもの情緒が育まれます。親が「やさしくなでてごらん」「ゆっくり動いてみようね」と声をかけながら一緒に体験することで、コミュニケーションの練習にもなり、教育的な意味でも非常に価値のある時間となります。

広場のまわりにはベンチがあり、大人が座って見守れるようになっているので、子どもを自由に遊ばせながらリラックスできるのも嬉しいところ。ただし、夏場は日差しが強くなるため、帽子や日傘、水分補給を忘れずに。また、動物に触れたあとはすぐ近くにある手洗い場で、必ずしっかりと手を洗いましょう。アルコール除菌シートなどを持参しておくと、より安心です。

ふれあい広場は、ただ“可愛い”だけで終わらない体験が詰まっています。触って、感じて、学んで、そして笑顔になれる——そんな癒しの時間が、家族みんなの心にきっと残るはずです。

ママ・パパ必見!子連れで快適に過ごすためのコツ

ベビーカー事情とおすすめルート

ハイジの村は、子連れファミリーにとってやさしいテーマパークですが、実際に訪れる際に気になるのが「ベビーカーは使えるの?」「どこを通ればスムーズに回れる?」といった移動のしやすさです。特に赤ちゃん連れや歩き始めの幼児がいるご家庭では、ベビーカーの可否は大きな判断材料となるでしょう。

結論から言えば、ハイジの村はベビーカーでの入園・移動が可能です。ただし、全エリアがフラットというわけではなく、一部に傾斜や石畳の道、砂利道、階段などもあります。そのため、「ベビーカーで全てを自由に回れる」とまでは言い切れませんが、ルートを工夫すればストレスなく楽しめるように設計されています。

まず、入園ゲートからローズガーデンまでは比較的平坦な石畳で、ベビーカーもスムーズに進めます。このエリアは園の中心にあり、周囲に写真スポットやレストラン、トイレ、ベンチが集中しているため、赤ちゃん連れにはとても過ごしやすいゾーンです。ここを中心に回るだけでも、十分に「ハイジの村らしさ」を味わえます。

おすすめの移動ルートは、「正面ゲート → ローズガーデン → ハイジの家 → ショップ → ふれあい動物広場(手前まで)」という一筆書きルート。このルートなら、段差が少なくベビーカーでも問題なく移動できます。どうしても通りにくい場所(例:アルムの山小屋付近など)は、無理をせずに、パパやママが交代で子どもを抱っこして交互に楽しむのも一つの方法です。

なお、園内ではベビーカーの貸し出しもありますが、台数に限りがあるため、繁忙期(GWや夏休み)は確保できない場合もあります。できる限り自分たちの使い慣れたベビーカーを持参するのがおすすめです。タイヤが大きめでクッション性のあるタイプだと、石畳や砂利道でも安定しやすく、親の負担も少なくなります。

ベビーカー利用で気をつけたいのが、昼食時やお土産タイム。レストラン「ボルケーノ」やお土産ショップは広めの設計でベビーカーでも入りやすいですが、混雑時にはスペースに余裕がないことも。店内では一時的にたたむ必要がある場合もあるので、ワンタッチで折りたためるタイプのベビーカーだと便利です。

また、ベビーカーを使わずに「抱っこ紐+リュック」スタイルで訪れる方も多く見られます。とくに秋や春の混雑期は、人混みを避けてスムーズに動けるこのスタイルが好評です。子どもが疲れて眠ってしまったときにも、抱っこ紐があるとそのまま移動できて重宝します。

ハイジの村の公式パンフレットや園内マップには、「段差のある道」や「階段マーク」なども記載されています。現地のインフォメーションでも相談にのってくれるので、初めて訪れる方は遠慮なく声をかけてみてください。

赤ちゃん連れ・ベビーカー利用だからといって遠慮する必要はまったくありません。事前のちょっとした準備とルートの工夫で、ハイジの村はベビーカーでも十分に楽しめる場所なのです。

授乳室・おむつ替え台の場所と清潔さ

子連れでのお出かけにおいて、授乳やおむつ替えの環境は安心して楽しむために欠かせないポイントです。ハイジの村では、小さなお子さんを連れたファミリーが快適に過ごせるように、授乳室やおむつ替えスペースがきちんと整備されているのが大きな魅力です。初めての場所で不安を感じるママ・パパにとって、こうした設備がきちんとあるというだけで、精神的なゆとりがぐっと高まります。

まず、授乳室は園内に2カ所設けられており、メインの施設は正面ゲートすぐ横のインフォメーションセンター内にあります。観光施設の授乳室というと、簡易的で狭い印象を持たれる方も多いですが、ハイジの村の授乳室はしっかりと作られており、個室タイプの授乳スペースが用意されています。カーテンで仕切られた空間には柔らかいクッションチェアや照明も完備されており、赤ちゃんがリラックスして授乳できるよう配慮されています。

さらに、おむつ替え台も広々とした造りで清潔感があり、クッション性のあるマットや、ゴミ箱(蓋付きタイプ)、手洗い場も完備。ウェットティッシュや消臭スプレーを持参しておくとより快適ですが、現地の設備でも十分対応可能です。施設スタッフによる清掃もこまめに行われており、ハイシーズンで人が多い時期でも「汚れていて使えない」といったトラブルはほとんど聞きません。

また、園内の複数のトイレにもおむつ替えシートが設置されており、移動中にも対応しやすいのが嬉しいポイント。特に「レストラン・ボルケーノ」「ショップ・ハイジ」近くのトイレには、ベビーベッド付きのファミリートイレもあり、赤ちゃん連れにはとても便利です。トイレの広さにも余裕があるため、ベビーカーごと中に入れる構造になっているのも高評価。

さらにポイントなのが、調乳用のお湯の提供があること。授乳室内や一部の施設でスタッフにお願いすれば、すぐにお湯をもらえるので、ミルク育児の方も安心です。電子レンジの利用は基本的に不可ですが、保温ボトルを持参していれば問題ありません。哺乳瓶の洗浄には持参した水や紙コップなどを使う方が多いので、必要に応じて準備しておきましょう。

なお、混雑時やイベント開催時には、授乳室が多少込み合うこともあるため、タイミングを見ながら早めに利用するのがベストです。また、授乳ケープを持参しておけば、ベンチなどで簡易的に対応することも可能です。園内には人通りが少なく、静かに過ごせる場所も意外と多くあるので、「臨機応変な使い方」ができるのも魅力のひとつです。

赤ちゃんの授乳やおむつ替えは、旅のリズムに大きく影響する大事な要素。だからこそ、こうした細かい配慮がされているハイジの村は、子連れでも安心して1日中楽しめる貴重なスポットなのです。

雨の日プランと屋内での楽しみ方

せっかく家族でお出かけの予定を立てたのに、当日が雨……そんな経験、誰しも一度はありますよね。特に子連れでの遠出では、天気によって大きく行動が左右されるもの。しかし、ハイジの村は雨の日でもしっかり楽しめる工夫が満載です。「今日は雨だから無理かな」とあきらめる前に、ぜひ知っておいてほしい“雨の日プラン”をご紹介します。

まずポイントとなるのは、園内にいくつかの屋根付き・屋内施設があること。特に「ハイジの家」「お土産ショップ」「体験工房」などは建物内にあるため、天気に関係なく楽しめます。「ハイジの家」は室内型の展示なので、アニメの世界観をじっくり楽しむことができますし、「体験工房」では手作りキャンドルやリース作りなど、ものづくりに没頭できるので、雨の日こそぴったりな過ごし方とも言えます。

また、「ショップ・ハイジ」ではグッズ選びが楽しく、雨音を聞きながらゆっくりとお土産を選ぶ時間も、ある意味“特別な思い出”になります。ショップの中は木造で温かみがあり、まるで山小屋の中で買い物しているような雰囲気。晴れていればつい素通りしてしまうような小物まで、じっくり手に取って楽しめるのも、雨の日ならではの魅力です。

さらに、ハイジの村では一部の通路にアーケードや屋根のある回廊が設けられており、傘をささずに移動できるエリアも存在します。たとえば、メインゲートからショップ、レストラン、ハイジの家へと続く動線は、多少の雨であればほとんど濡れることなく移動可能。大雨や雷などの荒天でなければ、レインコートや傘で十分対応できる設計になっています。

おすすめのアイテムとしては、カラフルなレインコートや長靴、ビニールポンチョ。特に写真撮影のとき、明るい色合いの雨具は映え効果も抜群で、「雨の日の写真も意外といいね!」という声も多いです。レインコートは手が自由になるので、傘よりも子どもにとって動きやすく、遊びやすさの点でもメリットがあります。

もちろん、動物ふれあい広場やキッズパークなど、屋外施設の一部は雨天時に利用が制限されることがあります。来園当日は、インフォメーションや掲示板で利用状況を確認しましょう。代わりに、雨の日限定のイベントが開催されることもあり、屋内ビンゴ大会やミニスタンプラリーなど、悪天候でも退屈しない仕掛けがしっかり用意されています。

天気に左右されない旅の秘訣は、事前に「雨だったらこう動こう」というプランを立てておくこと。ハイジの村は、その選択肢がしっかり揃っているからこそ、どんな天気でも満足度の高い1日を過ごすことができます。雨の日でも家族の笑顔が絶えない、そんな時間がきっと待っています。

離乳食・アレルギー対応について

小さなお子さまを連れてのお出かけで最も気になるのが「食事」です。特に離乳食期の赤ちゃんや、アレルギーを持つお子さんがいる場合、外食先で安全に食べられるものがあるかどうかは、旅行全体の快適さを左右する重要な要素になります。ですが、安心してください。ハイジの村は、そういった子ども連れの不安にしっかり応えてくれる施設です。

まず、離乳食に関してですが、園内のレストラン「ボルケーノ」では、離乳食の持ち込みが可能です。これは非常に大きなポイント。レストランに入っても「赤ちゃん用のメニューがない…」と困ることがなく、事前に準備したベビーフードやおにぎりを安心して食べさせることができます。さらに、スタッフにお願いすれば、哺乳瓶の温めや離乳食の加熱も対応してもらえるため、冷たいまま与える心配もありません。

食事スペースは広く、ベビーチェアの用意や子ども用の食器も完備されているので、赤ちゃん連れでも落ち着いて食事ができる環境が整っています。また、ベビーカーのまま入れるスペースもあり、寝ている赤ちゃんを起こさずにそのまま食事を楽しめるのも助かります。

次に、アレルギー対応についてですが、こちらも安心して利用できる体制が整っています。キッズプレートをはじめとする主なメニューには、使用されているアレルゲン情報の表示があるため、事前に確認しながらメニューを選ぶことができます。もし表示に不安がある場合や、特定の食材について詳しく知りたい場合は、注文前にスタッフに相談すれば、可能な限り丁寧に対応してくれます。

ただし、重度のアレルギーを持つお子さんの場合は、やはり食べ慣れたものを持参するのがベストです。園内では持ち込みに対する制限も厳しくなく、お弁当や飲み物の持ち込みも基本的にはOK。芝生広場やベンチでピクニック感覚で食事を楽しむこともできますので、無理にレストランに入らずとも、自分たちに合ったスタイルで過ごせます。

また、夏場などは食品の保管にも注意が必要です。保冷バッグや保冷剤を準備しておくことで、離乳食やアレルギー対応食を安心して持ち運ぶことができます。園内には電子レンジの設置はありませんが、スタッフに相談すれば対応してくれる場合もありますので、遠慮せずに声をかけてみましょう。

このように、ハイジの村では赤ちゃんからアレルギーを持つお子さんまで、幅広い年齢層とニーズに応える体制がしっかり整っています。家族みんなが安心して食事の時間を楽しめることは、旅先でのストレスを大きく軽減してくれるはずです。「何を食べさせよう…」と悩まずにすむ環境だからこそ、1日を通して思いっきり遊びに集中できるのです。

持って行くと便利な持ち物リスト

ハイジの村は、自然に囲まれた屋外型のテーマパーク。施設やサービスは充実していますが、子ども連れで訪れるとなると、ちょっとしたトラブルや急な対応が必要になることも少なくありません。そんな時に「持ってきておいてよかった!」と感じるのが、細やかな持ち物の準備です。ここでは、実際に子連れで訪れた家族から好評だった便利アイテムをリストアップしながら、その理由と活用法を詳しくご紹介します。


◎ 子連れハイジの村におすすめの持ち物一覧

持ち物理由・使い方
抱っこ紐ベビーカーでは通りにくい場所や階段で活躍。寝た赤ちゃんもそのまま運べる。
ベビーカー(軽量タイプ)園内移動や昼寝、荷物置きに便利。タイヤがしっかりしたものがおすすめ。
レジャーシート芝生広場でのんびり休憩、おやつタイムやおむつ替えにも使える。
替えの着替えセット水遊びや転倒時に備えて。特に夏場は汗をかきやすいので2セットあると安心。
おしりふき・除菌シートおむつ替えや食事前の手拭き、動物とのふれあい後の手指の清潔にも。
小さめのおもちゃ・絵本待ち時間や食事中のぐずり対策に。軽くて静かなものがおすすめ。
保冷バッグ&保冷剤離乳食・飲み物・おやつを安全に保管。暑い時期には特に必須。
帽子・日焼け止め屋外での紫外線対策に。赤ちゃんにはベビーカー用のサンシェードもあると◎。
雨具(レインコート・傘)天気が変わりやすい高原地帯なので、晴れていても用意しておくと安心。
小銭(100円玉多め)動物のエサやソフトクリーム、体験コーナーなど、現金払いのみの場面も多い。
モバイルバッテリー写真をたくさん撮ったり、マップ確認でスマホを使うと意外と電池が減りやすい。
ゴミ袋・ビニール袋おむつや汚れた服の持ち帰り用に。大中小サイズがあると便利。

これらの持ち物をあらかじめ準備しておくだけで、急なトラブルにも冷静に対応でき、家族全員が気持ちよく1日を過ごすことができます。特に小さなお子さんとの外出では、「あれがあればよかった…」という場面が意外と多く、ほんの1〜2アイテムでぐずりや不機嫌を防げることも。

また、服装に関しても、気温差に対応できる重ね着スタイルがおすすめです。ハイジの村は標高が高めのエリアにあるため、朝晩の気温が下がることもあります。薄手の羽織やレッグウォーマー、帽子などで調節しやすい服装が理想的です。

さらに、食事面では、子ども用スプーンやフォーク、ストロー、紙エプロンなどを持参すると安心です。園内のレストランにも子ども用のカトラリーはありますが、自分の子が慣れているものを使うほうがスムーズに食事ができる場合もあります。

旅行中は荷物を最小限にしたい気持ちもありますが、子連れの旅は「備えあれば憂いなし」が基本。実際にあってよかったというアイテムは、どれも家族のストレスを軽減してくれるものばかりです。

ハイジの村での1日をより快適に、より楽しく過ごすために。ちょっとした準備で、家族の思い出はもっと輝きます。お出かけ前にこのリストをチェックして、安心の旅支度を整えてくださいね。

ハイジの村をもっと楽しむ!季節ごとのおすすめポイント

春:桜とチューリップで春爛漫

春のハイジの村は、年間でもっとも華やかで心地よい季節。冬の寒さが和らぎ、空気もすっきり澄んでいて、歩いているだけで心が弾むような風景が広がります。中でも注目したいのが、園内を彩る桜とチューリップの共演です。訪れるタイミングによっては、まるで絵画のような絶景に出会うことができ、子どもも大人も思わず「わぁ〜!」と声を上げることでしょう。

例年、桜は4月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。ハイジの村では、園内の各所にソメイヨシノや八重桜が植えられており、特にローズガーデン付近の桜並木は圧巻です。淡いピンクの花びらが風に揺れる中、アルプス風の建物と桜のコラボレーションは、まるで海外の童話の一場面のような美しさ。入園ゲートをくぐってすぐに、春の訪れを感じる光景が広がり、写真撮影にもぴったりのスポットがたくさんあります。

桜が散り始めるころには、次に登場するのが色とりどりのチューリップ畑。ハイジの村では5月初旬から中旬にかけてがチューリップのピーク。赤・黄色・ピンク・紫・白など、さまざまな品種が一斉に咲き誇り、芝生広場を中心に広がるチューリップゾーンは、まさに「春爛漫」という言葉がふさわしい光景です。子どもたちはその中を自由に歩き回り、好きな色を見つけたり、花の香りをかいでみたりと、五感で春を楽しむことができます。

春のハイジの村は気温も穏やかで、1日中過ごしやすいのも魅力のひとつ。芝生エリアでレジャーシートを広げて、ピクニックを楽しむファミリーの姿も多く見られます。お弁当を持ち込んで、花を見ながらランチタイムを過ごせば、子どもにとっても特別な思い出になるでしょう。虫取りや草花観察など、自然とのふれあいもこの季節ならではの楽しみ方です。

また、春は空気が乾燥しやすいため、水筒や保湿クリーム、帽子なども持参すると安心です。花粉が気になる方はマスクやアレルギー対策グッズを準備しておくのも大切です。園内には日陰になる場所もありますが、長時間屋外で過ごすことになるため、日焼け止めも忘れずに

イベント面でも、春は「フラワーフェスティバル」や「ガーデンウォーク」といった花をテーマにした催しが開催されることが多く、スタンプラリーや花のクイズ、写真コンテストなど、家族で楽しめるアクティビティが充実しています。訪問前には公式サイトで開催中のイベント情報をチェックして、スケジュールに組み込むのがおすすめです。

ハイジの村の春は、まさに**「花と自然と笑顔」があふれる季節**。見て、触れて、香って、春の魅力を全身で感じながら過ごす時間は、子どもたちの心にもしっかりと刻まれることでしょう。

夏:高原の風とひまわり畑で元気に

夏のハイジの村は、太陽の光をたっぷり浴びた自然と、元気いっぱいの花々が迎えてくれるエネルギッシュな季節です。標高約800メートルに位置するこの場所は、都心よりも涼しく、湿気も少ないため、避暑地としても人気。家族でお出かけするにはぴったりの環境が整っています。特に7月下旬から8月中旬にかけては、一面に広がるひまわり畑が見頃を迎え、ハイジの村がまるで黄色い絨毯に包まれたような絶景が広がります。

このひまわり畑は、ハイジの村の外側にある「明野ひまわり畑」と連動しており、村内からもその一部を見ることができます。約60万本とも言われるひまわりが太陽に向かって咲き誇る様子は圧巻で、フォトスポットとしても大人気。背の高い花々の間を子どもと一緒に歩けば、まるで迷路の中にいるような気分になり、「こっちに道があるよ!」「隠れんぼしよう!」と遊び心が自然と湧いてきます。

園内では、夏の時期ならではの水遊びスポットやミニイベントも充実しています。小川沿いにある水場では、サンダルを脱いで足をチャプチャプ浸けることができ、小さなお子さんにとってはちょっとした冒険気分。着替えやタオルがあれば、暑さを和らげながら安全に遊ばせることができます。また、日によっては水鉄砲バトルやスタンプラリーなど、夏限定の子ども向けイベントが開催されていることもあり、何度訪れても飽きることがありません。

食事面でも、夏はさっぱり系のメニューが登場します。ハーブを使った冷製パスタや、地元産野菜を使ったサラダプレートなど、暑い日でも食べやすい料理が揃い、屋外のテラス席で風を感じながらの食事は格別です。また、「ハイジの濃厚ミルクソフト」も夏の定番人気スイーツ。ひまわり畑を背景にソフトクリームを頬張る姿は、最高の夏の思い出になることでしょう。

もちろん、暑さ対策は忘れずに。高原とはいえ日差しは強く、日中は気温が30度を超えることもあります。帽子や冷却タオル、保冷ドリンクをしっかり用意しておきましょう。日陰が少ない場所もあるため、日傘や簡易テント、ポータブル扇風機などを活用するのもおすすめです。日焼け止めも忘れずに塗っておくと安心です。

夏のハイジの村は、自然の中で思い切り体を動かしたり、動物と触れ合ったり、季節限定の風景を楽しんだりと、子どもが主役になれるアクティブな季節。夏休みの自由研究や絵日記の題材にもぴったりで、帰宅後も思い出がずっと続いていくような、そんな特別な1日が待っています。

秋:紅葉とハイジの秋の装飾

秋のハイジの村は、一年の中でも特に落ち着いた雰囲気に包まれるシーズン。9月下旬から11月初旬にかけて、村全体が赤やオレンジ、黄金色の美しい紅葉に染まり、まるでヨーロッパの高原にいるかのような情景が広がります。夏の賑やかさとはまた違った、しっとりとした大人の魅力と子どもに優しい穏やかさが感じられるのが、秋のハイジの村の大きな特徴です。

特に美しいのが、園内のローズガーデンを囲む木々の紅葉。赤く染まったカエデやナナカマドが彩る小道は、まるで物語のワンシーンのよう。落ち葉の絨毯を歩くとカサカサと音が鳴り、子どもたちは「宝探しみたい!」と嬉しそうに葉っぱを拾ったり、形を比べたりして楽しみます。葉っぱを集めて「秋のクラフト作品」を作るのもおすすめで、自由研究の題材としても人気があります。

さらに、秋のハイジの村では装飾にも季節感がたっぷり。園内のあちこちに、かぼちゃや干し草、トウモロコシの束がディスプレイされ、「収穫の秋」や「ヨーロッパの秋まつり」をテーマにした装飾が施されます。子どもたちに大人気なのが、カラフルなかぼちゃの山や動物型の干し草アート。写真映えも抜群で、インスタや家族アルバム用の記念写真スポットとしても大活躍です。

10月に入ると、ハロウィンイベントも開催され、仮装した子どもにはお菓子のプレゼントがあったり、トリック・オア・トリートのスタンプラリーが行われたりと、遊び心たっぷりの催しも。仮装は本格的なものでなくてもOK。100円ショップで用意したマントや帽子でも十分に雰囲気が出るので、気軽に楽しめます。親子で仮装して写真を撮るのも素敵な思い出になりますよ。

気候的にも秋はとても過ごしやすく、日中はカーディガン1枚で快適に歩ける日が多くあります。ただし、朝晩は冷え込むこともあるため、脱ぎ着しやすい重ね着スタイルで訪れるのがベスト。足元は落ち葉で滑りやすくなる場所もあるので、スニーカーや履き慣れた靴を選びましょう。

また、秋ならではの味覚もぜひ楽しみたいポイントです。園内のレストランでは、かぼちゃのスープやリンゴを使ったスイーツ、きのこたっぷりのグラタンなどが季節限定メニューとして登場。食欲の秋にぴったりの温かい料理は、心も体もほっこりと満たしてくれます。

静かで穏やかな時間が流れる秋のハイジの村は、自然をゆったり楽しみたい家族にとって理想の季節。派手さはなくても、親子でゆっくりと過ごす時間が、思い出深い秋の旅になること間違いなしです。

冬:イルミネーションと雪景色

冬のハイジの村は、他の季節とはまったく違う、まるで童話の中に入り込んだかのような幻想的な世界が広がります。例年11月下旬から2月中旬にかけて開催される**「光のページェント」**では、夜の園内が美しいイルミネーションで彩られ、昼間とはまるで別世界。キラキラと輝く光のトンネルや、建物の外壁を使ったプロジェクションマッピングなど、子どもはもちろん大人も思わず息をのむような演出が待っています。

ハイジの村の建物は、スイス・アルプスの山小屋をイメージした木造の建築。そこにイルミネーションが加わると、ヨーロッパのクリスマスマーケットにいるような温かみのある景観になります。特に人気なのが、**「光の回廊」**と呼ばれる園内のメインストリートに沿って続くライトアップエリア。まばゆい光に包まれて歩くだけで、まるで夢の中にいるような気分になります。子どもたちも「すごい!お星さまみたい!」と大興奮。寒さも忘れてはしゃぐ姿が微笑ましいです。

また、冬は運が良ければ雪景色のハイジの村を見ることもできます。山梨県北杜市は、冬になると数回程度の積雪があり、そのタイミングに当たれば、白銀に包まれたハイジの村に出会えます。雪化粧された木造の建物とイルミネーションの組み合わせはまさに絶景。晴れていれば遠くの八ヶ岳や南アルプスまでくっきりと見え、空気の澄んだ冬ならではの美しさを堪能できます。

寒い冬だからこそ楽しめるグルメも充実しています。園内のレストランでは、あったかチーズフォンデュ、グラタン、シチューなど、身体を芯から温めてくれるメニューが登場。子どもも食べやすく、冬の屋外を歩いた後のほっとひと息にはぴったり。また、ホットチョコレートやスイス風ホットワイン(大人向け)も販売され、温かい飲み物を片手に夜の園内を歩くのも冬の楽しみの一つです。

気をつけたいのはやはり防寒対策。標高が高いため、日中でも気温は一桁台、夜は氷点下になることも珍しくありません。子どもには手袋・ニット帽・防水ブーツがマストアイテム。ベビーカーにはブランケットや風よけカバーを準備し、靴下の替えも持参すると安心です。路面の凍結や雪道にも注意し、滑りにくい靴を選ぶことが重要です。

なお、「光のページェント」は開催時間が遅めになるため、小さなお子さん連れの場合は昼過ぎから訪れて、夕方にイルミネーションを見て帰るプランがおすすめ。日没直後の“マジックアワー”は混雑も少なく、ベストな撮影タイムです。

冬のハイジの村は、寒さの中に温もりを感じる、まさに“心が温まる時間”を過ごせる場所。キラキラの光、白い雪、そして温かい家族の笑顔がそろえば、それだけで特別な一日になること間違いなしです。

通年楽しめるイベントと見逃せない年中スポット

ハイジの村の魅力は、春夏秋冬それぞれの季節に美しい自然やイベントがあるだけでなく、いつ訪れても楽しめる“通年スポット”や常設イベントが充実している点にもあります。予定が立てにくいご家庭や、急に時間ができた時でも安心して楽しめる——それがハイジの村の底力です。

まず注目したいのが、「ハイジの家」。これはアニメ『アルプスの少女ハイジ』の世界観を忠実に再現した屋内施設で、年間を通して公開されています。木造の家の中には、ハイジの寝室やペーターのおじいさんの作業部屋などが再現されており、子どもたちはまるで自分が物語の中に入ったような気分で見学できます。アニメを観たことのない子でも、「こんな家に住んでみたい!」とワクワクするような仕掛けがたくさん詰まっています。

もうひとつの常設人気スポットが、「ローズガーデン」。バラの最盛期は5〜6月ですが、それ以外の季節でも季節ごとの花々や美しい庭園デザインが楽しめます。通年で丁寧に手入れされたガーデンは、訪れるたびに違う表情を見せてくれます。道沿いにはベンチがあり、子どもが走り回っている間に親はひと休み、というスタイルもおすすめ。バラのアーチやフォトスポットも豊富で、記念撮影にもぴったりです。

さらに、「体験工房」では季節を問わず参加できるクラフト体験が開催されています。押し花しおりやリース作り、キャンドルデコレーションなど、季節に応じたアレンジはありつつも、ベースの体験メニューは年間を通して用意されているので、いつ訪れても“世界にひとつだけの思い出”を作ることができます。特に雨の日や寒い日など、屋外での遊びが難しいタイミングに重宝する場所です。

また、忘れてはいけないのが「動物ふれあい広場」。ヤギやヒツジ、ウサギなどの動物たちは季節を問わず元気に過ごしており、エサやり体験や“なでなでタイム”は一年中楽しめます。晴れた日には柵越しにエサをあげたり、静かな時間帯にはウサギと触れ合ったりと、子どものペースに合わせて過ごせるのが嬉しいところです。

そして通年で開催されている「スタンプラリーイベント」も要チェック。園内を巡りながらスタンプを集めていく形式で、小さな子どもでも簡単に参加できるうえ、ちょっとした探検気分を味わえるので、退屈しがちな年齢のお子さんにもおすすめです。スタンプがそろうとちょっとしたプレゼントがもらえることもあり、達成感も味わえます。

このように、ハイジの村には**「いつ行っても楽しめる、安心感のあるコンテンツ」がしっかりと揃っています**。季節に合わせて初めての体験をするのも良いですが、お気に入りの場所を何度も訪れる「わが家の定番スポット」としてリピートするのもまた素敵。どんな季節でも、どんな年齢の子でも、笑顔になれる場所。それがハイジの村の一番の魅力かもしれません。

アクセス・料金・割引情報まとめ(2025年最新版)

車・電車でのアクセスと混雑回避ポイント

ハイジの村は山梨県北杜市明野町にある、自然豊かな高原のテーマパーク。アクセスは首都圏からの小旅行にぴったりで、車でも電車でも訪れやすい立地が魅力です。特に子ども連れのご家族には、アクセス手段をしっかりと把握しておくことで、当日の移動がグンと楽になります。

まず、車でのアクセスについて。東京方面からの場合は、中央自動車道を利用して「韮崎IC」で下車し、そこから約15分ほどの距離。インターを降りてからの道は比較的スムーズで、山道や細い道も少ないため、運転に不慣れな方でも安心です。途中にはコンビニやガソリンスタンドもあるので、急な準備やトイレ休憩にも困りません。

駐車場はハイジの村のすぐ近くにあり、約300台分が確保されています。普通車は無料で利用可能。大型連休や夏休み、春の花の季節には朝10時を過ぎると混み合う傾向があるため、なるべく開園直後(9時前後)を目指して到着するのがおすすめです。特に小さなお子さん連れの場合は、余裕を持ったスケジュールで動けるように、早めの出発を意識しましょう。

一方、電車でのアクセスはやや工夫が必要です。最寄り駅はJR中央本線の「韮崎駅」。新宿から中央本線の特急「あずさ」や「かいじ」を使えば、約1時間40分で到着します。そこからは茅ヶ岳・みずがき田園バス(明野温泉ライン)に乗り換え、約30分でハイジの村へ。ただし、この路線バスは本数が非常に少なく、1日2〜4本程度しか運行していないため、事前に時刻表を確認し、接続の良い時間を選ぶ必要があります。

バスの乗り場は韮崎駅前にあり、駅からのアクセス自体はわかりやすいものの、乗り遅れるとタクシー移動になる場合も。タクシーを利用する場合は約20〜25分で到着し、料金はおおよそ3,000円前後です。時間や手間を考えると、子連れでの電車利用はややハードルが高いため、可能であれば車での訪問をおすすめします。

公共交通機関を利用する場合は、ハイジの村が運営する公式ウェブサイトで提供されている時刻表リンクやアクセスガイドを事前に印刷・保存しておくと安心です。また、帰りのバスの時間に余裕を持って行動することも忘れずに。園内での滞在時間が思ったより長くなることもあるため、予定より1本後のバスを見込んで動くと、余裕を持って楽しめます。

混雑のピークは、ゴールデンウィーク・お盆・秋の三連休あたり。特に車での訪問者が多いため、駐車場待ちで渋滞することもあります。その場合は、周辺施設(道の駅・明野のひまわり畑など)を一時的に利用し、ピークを避けて入場する工夫も有効です。

アクセス計画をしっかり立てておけば、移動中のトラブルも減り、現地での楽しさをより満喫できます。家族全員が笑顔で一日をスタートさせるために、事前準備はしっかりと整えておきましょう。

2025年最新版の入園料と割引制度

ハイジの村を訪れる前にぜひチェックしておきたいのが、「入園料」と「割引制度」。家族でのレジャーとなると、どうしても費用がかさみがちですが、ハイジの村ではお得に楽しめる工夫がいくつも用意されています。ここでは2025年最新の入園料と、知って得する割引情報をわかりやすくまとめてご紹介します。

まずは通常の入園料(2025年時点・税込)からご紹介します。

区分通常料金
大人(高校生以上)710円
小・中学生360円
幼児(未就学児)無料
シニア(65歳以上)610円(要年齢確認)

このように、未就学児は無料というのが子連れ家族にはとても嬉しいポイント。また、家族全員で訪れても比較的リーズナブルな価格設定になっており、他のテーマパークに比べて「気軽に何度も来やすい」点が魅力です。

さらに、お得に入園できる方法はいくつもあります。以下は代表的な割引制度です。


◎ 使える割引・優待一覧(2025年版)

  1. JAF会員証提示割引
     会員証を窓口で提示することで、本人を含む5名まで大人100円引き、子ども50円引きになります。スマホアプリのデジタル会員証でもOK。
  2. ハイジの村公式サイトのクーポン
     公式サイトには、期間限定でダウンロードできる「入園料割引クーポン」が掲載されることがあります。画面提示でも印刷でも対応可能。常にチェックしておくと◎。
  3. コンビニ前売り券(セブン・ローソン・ファミマなど)
     事前購入で通常価格より約10%引きになることが多く、当日のチケット売り場に並ばずに入園できるメリットもあります。
  4. 障がい者手帳割引
     手帳の提示で本人と介助者1名が大人360円、小人180円になる制度。事前予約不要で利用可能。
  5. 団体割引(15名以上)
     家族ぐるみや保育園・小学校の遠足などでは、15名以上で団体扱いになり、人数に応じて割引されます。予約必須。

これらの割引は併用不可の場合が多いため、最もお得なものを選んで使うようにしましょう。特にJAF会員やコンビニ前売り券は、事前に準備しておけばスムーズでおすすめです。

また、2025年には**「年間パスポート制度」も一部導入が検討中**との公式アナウンスもあり、近隣にお住まいの方や、何度も訪れたいファミリーには期待が高まっています。料金や利用可能日などの詳細は公式サイトや園内パンフレットで随時更新されるため、定期的なチェックが◎です。

最後に、支払い方法についても知っておくと便利です。入園料の支払いには、現金のほか、主要な電子マネー(交通系IC・PayPay・楽天Payなど)にも対応しています。ただし、一部施設(売店や体験工房など)では現金のみ対応の場所もあるため、小銭の準備も忘れずに。

お得に、そしてスマートに家族のレジャーを楽しむために。ハイジの村の入園料と割引制度は、“ちょっとした情報の差”が大きな満足度に繋がる重要ポイント。訪れる前に、ぜひ賢くチェックしておきましょう。

近隣施設とのセット券・お得な周遊パス

ハイジの村のある山梨県北杜市・明野エリアは、自然や観光資源がとても豊かで、1日で複数のスポットを巡ることができる魅力的な地域です。そのため、ハイジの村単体で楽しむだけでなく、近隣の観光施設と組み合わせて遊ぶことで、より充実した家族のお出かけプランが実現します。ここでは、2025年時点で利用できるセット券や周遊パスをご紹介します。

まず注目したいのが、ハイジの村と系列の温泉施設「クララ館(天然温泉・花かげの湯)」との共通入場券。ハイジの村で1日遊んだあと、クララ館の天然温泉にゆっくり浸かって疲れを癒すという“黄金コース”が人気です。セット券はハイジの村の入園料+温泉入浴料が割引になるもので、例えば大人1名なら通常1,310円 → セット価格で1,000円程度になることがあり、家族単位ではかなりお得。

このチケットは、ハイジの村のチケットカウンターやクララ館のフロントで購入できます。土日祝や連休中は混雑する場合もありますが、夕方の時間帯は比較的空いており、子どもたちをお風呂に入れてからそのまま帰宅できる流れが好評です。

次におすすめなのが、「北杜市ぐるっと観光パス(仮称)」。これは北杜市観光協会が発行しているスマホアプリまたは紙チケットで、市内の複数施設(明野ひまわり畑、道の駅南きよさと、サントリー白州工場、清里テラスなど)をセットで巡れるパスです。まだ2025年春時点では期間限定キャンペーン扱いですが、今後は通年運用が検討されています。

このパスには、施設の入場料割引のほか、お土産ショップやレストランでの割引特典、記念スタンプ集め、デジタル抽選プレゼントなどもついており、子どもも飽きずに楽しめる仕掛けが満載。例えば、ハイジの村ではこのパスを提示することで「ハイジグッズ5%オフ」などの特典が受けられることもあります。

また、中央道のインターチェンジ周辺施設や観光農園と連携した「季節限定・フルーツ狩りセット券」もあります。夏は桃狩り、秋はぶどうや梨狩りなど、家族で自然体験を楽しみながらハイジの村も満喫できる組み合わせが多く、特に幼児〜小学生の子どもには大好評。これらは「ハイジの村公式サイト」や「北杜市観光協会の特設ページ」から予約・購入可能です。

なお、各種セット券は数量限定での販売や、利用可能な日が限られている場合もあります。事前に日程と内容をしっかり確認したうえで、チケットを手配することが大切です。スマホ画面での提示に対応している施設も増えていますが、念のため紙の控えもあると安心です。

1施設だけで完結せず、「ハイジの村+α」で満足度をぐっと引き上げるのが、賢い旅の楽しみ方。移動時間も短く、車で10〜15分圏内の施設が多いため、小さな子どもがいても疲れにくく、充実した1日を過ごせるはずです。時間と予算を有効に使って、家族全員が「また来たい!」と思える旅をぜひ計画してみてください。

食事やお土産の支払い方法と対応キャッシュレス決済

ハイジの村では、食事やお土産の購入など、現地でのちょっとした出費が日常的に発生します。子連れ旅行の場合、「できるだけスムーズに支払いを済ませたい」「財布を頻繁に出したくない」という声も多く、キャッシュレス決済が使えるかどうかは大切なポイントですよね。

まず安心していただきたいのが、ハイジの村では主要なキャッシュレス決済に幅広く対応しているということです。具体的には、園内のレストラン「ボルケーノ」やお土産ショップ「ショップ・ハイジ」などの主要施設では、下記の決済方法が利用可能です。


◎ 対応しているキャッシュレス決済(2025年現在)

  • クレジットカード:VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners
  • 電子マネー:交通系ICカード(Suica・PASMO・ICOCAなど)、楽天Edy、iD、QUICPay
  • QRコード決済:PayPay、楽天Pay、d払い、au PAY、メルペイ、LINE Pay、Alipay、WeChat Pay

特にPayPayと交通系ICカードは、園内のほとんどの売店・飲食施設で使用可能なため、現金を使う場面は最小限で済みます。子どもを抱っこしたりベビーカーを押しながらでも、スマホでサッと支払えるのは大きな魅力です。

一方で、一部の体験施設(体験工房やミニゲームコーナーなど)では現金のみ対応のところも残っており、小銭の用意があると安心です。特に100円玉や500円玉を使う場面が多いため、小銭入れを準備しておくと便利です。

また、動物ふれあい広場のエサやり体験や、ソフトクリームなどの屋外売店では「現金オンリー」の場合があります。自動販売機も現金専用のものが混在しているため、最低でも1,000円札と硬貨数枚は持参しておきましょう。

子連れで訪れる際におすすめなのが、電子マネーかQR決済に一本化して管理する方法。財布を開け閉めする手間が減るだけでなく、家計簿アプリなどで支出を管理しやすくなるメリットもあります。園内のどこで何にいくら使ったかが一目でわかるので、「子どもにおやつを買いすぎた!」なんてことも減らせます。

また、公式サイトやSNSでのイベント情報や割引クーポンなどは、QRコードで配布されることが多く、スマホとの相性が非常に良いのも特徴です。支払いだけでなく、情報収集もスマホで完結できる時代ですので、バッテリー切れを防ぐためのモバイルバッテリーも持参しておくと安心です。

最後に、入園料の支払いにもキャッシュレス対応済み(一部の窓口・券売機)であるため、事前にチケットをオンラインで購入しておけば、入場もスムーズ。特に混雑が予想される連休や週末は、現地で並ばずに済むのは大きな時短になります。

このように、ハイジの村では現金とキャッシュレスのバランスを取りながら、柔軟に支払いができる環境が整っています。「小銭少なめ、スマホ多め」でOKな観光地として、子連れでもストレスフリーに楽しめるのがうれしいですね。

駐車場や周辺施設の設備事情とお役立ち情報

ハイジの村を子連れで訪れるなら、現地での「駐車場事情」や「周辺施設の設備」が気になる方も多いはずです。とくに小さな子どもを連れていると、ちょっとしたトイレの場所や休憩スペースの有無が、旅の快適さに大きく影響します。ここでは、2025年現在の最新情報をもとに、家族連れに役立つポイントをまとめてご紹介します。

まず駐車場ですが、ハイジの村には無料で利用できる専用駐車場が約300台分完備されています。場所は入園ゲートから徒歩1〜2分と近く、荷物の多い子連れにはありがたい設計です。さらに、大型車や観光バスの専用スペースもあり、団体での利用にも対応しています。

混雑しやすい時期(ゴールデンウィーク・夏休み・ひまわり畑の時期)には、10時前後から駐車場が混み始めます。そのため、朝9時の開園と同時に到着するのがベストタイミングです。もし満車になった場合は、徒歩3〜5分圏内に臨時駐車場が設けられることもありますが、小さな子を連れて長距離を歩くことになるので、早めの行動が吉です。

また、園内はバリアフリー設計がしっかり整っているのも嬉しいポイント。駐車場から園内まで段差がほとんどなく、ベビーカーでもスムーズに移動できます。バリアフリートイレも完備されており、赤ちゃん用のおむつ交換台は女性トイレだけでなく、多目的トイレにも設置されているため、パパでも安心して対応できます。

授乳スペースもあります。場所は「体験工房」の建物内にあり、鍵付きの個室空間となっているため、静かに落ち着いて授乳やミルク作りができる環境が整っています。ミルク用のお湯が必要な場合は、レストランやスタッフに声をかければ快く提供してくれるので、遠慮せず頼りましょう。

近くの周辺施設としては、ハイジの村と隣接する「クララ館(天然温泉・お土産・レストラン併設)」が便利です。ここには大浴場のほか、広めの休憩スペースやロビーのベンチ、授乳室もあり、長時間の滞在でもゆったりと過ごせます。車で10分ほどの範囲には「道の駅はくしゅう」や「明野のひまわり畑」もあり、立ち寄りスポットとして人気です。

ちなみに、ペット同伴での入園も可能ですが、リード着用が必須で、建物内やレストランへの同伴は不可となっています。ペット用の足洗い場や一部ベンチエリアにリードフックがあり、マナーを守っていれば快適に過ごせる環境です。

最後に、忘れてはならないのが「忘れ物・落とし物対応」。園内で何かを落とした場合、インフォメーションセンターですぐに対応してもらえます。子どもの帽子や水筒など、うっかり置き忘れがちなアイテムは多いため、出発前に必ず持ち物チェックを。インフォメーションでは簡単な救急対応(絆創膏や氷の提供など)も受けられるので、いざという時も安心です。

このように、ハイジの村はただ遊ぶだけでなく、子ども連れでも快適に過ごせる「安心設備」が揃った施設。事前に設備や周辺環境を把握しておけば、よりスムーズに、そして思い出に残る一日を過ごせること間違いなしです。

【まとめ】

ハイジの村は、アニメの世界をそのまま再現したようなアルプスの雰囲気と、四季折々の自然が楽しめる山梨県のテーマパーク。この記事では、すでにハイジの村を知っている方向けに、より快適に、より深く楽しむためのポイントをたっぷりとご紹介してきました。

子ども連れの旅行は、楽しい一方で「荷物が多い」「ぐずらないか不安」「どんな施設があるか分からない」といった悩みもつきもの。ですがハイジの村では、授乳室やベビーカーOKの道、離乳食の持ち込み可、アレルギー対応など、子ども連れに配慮された設備やサービスが充実しています。

また、訪れる季節によって楽しみ方が大きく変わるのも魅力のひとつ。春の桜とチューリップ、夏のひまわり畑、秋の紅葉とハロウィン装飾、冬のイルミネーションと雪景色。それぞれの季節が、まったく違う表情を見せてくれるので、「何度行っても飽きない!」というリピーターの声も多いのです。

さらに、入園料がリーズナブルで未就学児は無料。セット券や割引制度を活用すれば、家計にも優しいお出かけが叶います。周辺には温泉や道の駅、フルーツ狩り体験などもあり、「ハイジの村+周辺施設」で1日中楽しめるプランを組むのもおすすめです。

アクセスも中央道から近く、駐車場は無料。公共交通機関も使えますが、ファミリーには車での訪問が快適でしょう。食事やお土産の支払いはキャッシュレス対応が進んでおり、スマートでストレスフリーに楽しめるのも今どきの魅力です。

この記事を通して、ハイジの村をもっと深く、もっと快適に楽しむためのヒントをお届けしてきました。
少しの準備と情報で、家族の思い出がグッと豊かになる。
次の週末や連休には、ぜひハイジの村へ、「また行きたくなる旅」をしに出かけてみてはいかがでしょうか?

「ハイジの村」おすすめホテル3選
ハイジの村スパ&レストランホテル クララ館
ハイジの村で食べて泊まれるレストランホテルが誕生しました。/JR 中央線韮崎駅よりお車にて約20分
コメント数 : 291
★の数(総合): 4.30
石和温泉 みなもと旅館
鴨鍋と露天ワイン風呂が自慢の宿◆内湯は24時間入浴OK♪ 露天風呂付き客室有/石和温泉駅より車で5分◇徒歩15分
コメント数 : 55
★の数(総合): 3.33
おいしい学校
【テラス付洋室】2017年春OPEN◆木造校舎を改装して作られた宿と体験施設隣接◆地元食材ディナー/韮崎駅よりお車にて30分
コメント数 : 74
★の数(総合): 4.80
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